基本情報技術者試験の勉強
今回はIT転職の戦略の3つめ、「基本情報技術者試験」についてです。
■そもそもなぜ取得しようと思ったか
以前のJava資格の記事にも書きましたが、
未経験で転職の場合、
「いかに意欲を見せることができるか」
が転職の鍵になるだろうと思っていました。
そのためにはITエンジニアの登竜門と呼ばれる
「基本情報技術者試験」に合格、という実績は
その意欲をアピールするにはもってこいだと思ったのです。
実際に転職活動の中でどこまで評価されたか・・・は
正直なんとも言えません。
ただ、面接の中で、
「資格取ったんだ。やっぱりそういうのが好きなんだね〜」
といったことを言われたことはあったので、
意欲のアピールという点では功を奏したのかもしれません。
■基本情報技術者試験についての概要
あくまでも簡単な概要ですが、以下の通りです。
【基本情報技術者試験の問題構成と配点】
基本情報技術者試験は「午前試験」と「午後試験」の2部構成です。
〔午前試験〕2時間30分・四肢択一(マークシート)
・テクノロジ系 50問 各1.25点
・マネジメント系 10問 各1.25点
・ストラテジ系 20問 各1.25点
合計 80問 100点
※ 各分野の問題数は、年度によって若干の違いがあります。
〔午後試験〕2時間30分・四肢択一(マークシート)
(1) 情報セキュリティ 必須 小計12点
(2) ~ (7) 以下から4問選択
-ハードウェア
-ソフトウェア
-データベース
-ネットワーク
-ソフトウェア設計
-マネジメント系
など 選択 各小計12点
(8) データ構造およびアルゴリズム
必須 小計20点
(9) 以下から1問選択
-C言語
-COBOL ※
-Java
-表計算 選択 各小計20点
合計 100点
※ COBOL は 2019年秋期試験をもって廃止となり、
その代わりに2020年春期試験から Python が追加されます。
〔合格ライン〕
基本情報技術者試験の合格には、
午前試験・午後試験の両方で60%以上を得点する必要があります。
どちらか一方でも合格ラインに満たない場合は不合格になるので、
注意が必要です。
■勉強方法
午前試験と午後試験でやり方はかわってきます。
0.午前・午後対策の前に
ほぼ知識が無いなら
「参考書をひととおり読んで知識を入れる」
↓
「過去問を解く」
という流れがベストかと思います。
最終的には「過去問が解ける」状態になれることが必要です。
ただ、いきなり全くの知識がない中で過去問を解くのは、
文系大学卒の自分には無謀でした(T T)
ですので、一定の知識を入れるために以下の参考書で勉強しました。
1冊目はこちら↓
とにかく「挫折しない」ように、というのが1冊目のコンセプトでした。
わかりやすかったです。
ただ、もう少しポイントがコンパクトにまとまっているのも欲しいな、
と思い、読み切る前に2冊目を買いました。
買った理由は、お値段がお手頃だったから。
ただ、求めていた「必要な知識がコンパクトにまとめられている」
という点を満たしてくれていたので、1冊やりきりました。
ちなみに、僕が買ったときはPDF・スマホ単語帳なんてついてなかったのに・・・
羨ましい!!
またどこかの記事で書きたいのですが、
iPadユーザーとしてはPDFがついている参考書・問題集は
めちゃくちゃ便利です!
あと、2冊必要だったか?ということについては、
僕は「あってよかった」と思っています。
2冊目の「かんたん合格」のほうだけで分からない部分を、
1冊目の「キタミ式」で調べる、ということができたので、
どちらも必要だったかな・・・と。
とはいっても他にももっといい参考書・問題集もどんどん出てくる
と思うので、「自分にあう」ものを使えばいいと思います。
1.午前試験の勉強
これはとにかく「過去問」の演習に限ります。
というのも、午前試験の場合は過去問と同じ問題がある程度出題されるからです。
4割~5割くらいはでているかな・・・という感覚。
上記の通り、合格ライン60%ということを考えると、
これを落とすのは、試験自体を落とすことにつながります。
ではどのくらいやるといいか?
続きは後日。
2.午後試験の勉強